阿波踊りの醍醐味である「踊る阿呆に観る阿呆」の踊り手の表情、踊りを間近に満喫でき一体感を味わえるのが流し踊り。南越谷阿波踊りでは、4本の目ぬき通りを会場に行われます。踊り手や、鳴り物衆が手を伸ばせば届く距離に迫る迫力は最高!自然に身体が踊り出す快感を味わってください。次から次へと近づいてくる各連の鳴り物衆の鉦や太鼓のリズム、軽やかな笛の響き、足裁きの音。掛け声も艶やかな女踊り、可愛らしい子ども踊り、勇壮な男踊り。次々と現れては遠のいていく光景は、南越谷ならではの真夏の夜の祭典といえるでしょう。
それぞれの連の踊りを、客席でじっくりと堪能できるのが舞台踊り。眩しいスポットライトと観客の熱い視線を浴びて、踊り手の技と心意気が一段と光ります。とりわけ有名連の演技は磨き抜かれた技は芸術性も高く、その美しさ、ダイナミックさ、洗練された構成等々、一糸乱れぬ演技に心を奪われることでしょう。南越谷阿波踊りでは、2つの会場で舞台踊りを開催しています。どうぞプロクラム片手に、各連の自慢の踊りに熱い拍手を送ってください。
舞台踊り同様、各連独自の個性を表現したフォーメーションや鳴り物で構成され、会場によっては、踊り手を間近で観られたり、横や後ろからも観ることができるため、躍動感や艶やかさを堪能できます。舞台踊りとは一味違った楽しみ方ができる。それが組踊りなのです。
徳島を知る熱狂的な地元連の踊り手の中で切望されていた輪踊り広場を第30回から設けました。流し踊り、舞台踊りにはない自由奔放にパフォーマンスな踊りで観客を魅了しています。